最近ネットニュースで目にした話に、思わず「なるほど」と
うなずいてしまいました。
お笑い芸人の狩野英孝さんが、実は神職の資格を持っていると
いうのはご存じでしょうか?
その狩野さん、よく人から聞かれる質問があるそうです。
それが――
「お寺と神社って、どう違うの?」
これに対する狩野さんの答えがとても明快で、印象に残りました。
「神社は神様、お寺は仏様。信仰している人が違う。」
さらに、こうも言っていました。
「始まりと終わり」
たとえば――
神社では「子どもが授かりますように」とか、「合格祈願」、
「商売繁盛」といった、何か新しいことのスタートを願う場所。
人生の節目の始まりにお参りする場所が、神社なんですね。
一方で、お寺はというと――
人が年を重ね、やがて亡くなったときにお墓に入る場所。
つまり「人生の終わり」を受け止めてくれる場所。
これを聞いて、私もなんとなく感じていた違いが、
すっと腑に落ちました。
チチもよくお寺や神社には行きますが、改めてこの違いを知ると、
参拝の気持ちも変わってきそうです。
今度、孫にもこの話をしてみようかなと思っています。
子どもにもきっと分かりやすい説明ですね。