前回の「定時で乗客を降ろすバス運転手」の話、チチとしては
やっぱり驚きでした。
でも、なぜ欧州ではこういう働き方が受け入れられているの
でしょうか?
■「頑張る」より「効率」が大事?
日本では、ミスを避け、丁寧に働くことが正義。
でも欧州では「そこまで丁寧じゃなくてもいい」
「完璧じゃなくていい」が前提です。
たとえば、外箱が少し潰れている薬でも欧州では普通に販売されます。
日本なら返品ものですが、欧州では「中身が無事なら問題なし」。
こだわりすぎず、ムダを省くことで、早く・ラクに・効率よく仕事を
終わらせているわけです。
■ 生産性=時間あたりの成果
チチが若いころは「長く働く人=えらい人」でした。
でも生産性というのは「かけた時間に対してどれだけ結果が出たか」。
むしろ、早く帰る人ほどすごいのかもしれません。
もちろん、チチは日本的な丁寧さや気遣いも大切にしたい派です。
でも、少し「力を抜く発想」も取り入れると、もっと楽しく、
健康に働けるのかも。
孫たちが大人になる頃には、そんなバランスのとれた働き方が
主流になっているといいなぁと思っているチチでした。