ネットニュースで見つけた「小学生向け 漢字の覚え方」。
読んでみたら、「え、これ、大人にも役立つんじゃ…?」と
思う内容ばかり。
もしこの方法をチチが小学生の頃に知っていたら、成績がもう
ちょっと良かったかも…なんて思いながら、印象に残った勉強
法をいくつか紹介します。
1. 声に出しながら書く
あびさんによると、覚えたい漢字を声に出しながら書くことで、
耳と手の感覚が同時に働き、記憶に残りやすくなるそうです。
佐々木さんも、「なぞり書きしながら意味や使い方を声に出すと、
目・手・耳の3つを使って覚えられる」と話していました。
なるほど、五感をフル活用!
2. 音読みと訓読みをセットで
あびさんのもう一つのポイントは、「音読み(熟語での読み方)」
と「訓読み(単体での読み方)」をセットで覚えること。
たとえば「育」は、「育成(いくせい)」という熟語と、
「育む(はぐくむ)」という訓読み。こうしてセットで覚える
ことで、意味や使い方がよりしっくり入ってくるそうです。
3. 音を表す部品に注目!
さらにおもしろいのが「音を表す部品=音符(声符)」に注目
する方法。
あびさんの例で、「包(ホウ)」という漢字が「抱・泡・砲・飽」
などとつながっていることを知り、びっくりしました。
「包」が“ホウ”の音を示しているから、それを含む漢字も“ホウ”と
読む。
こんな風に共通点や法則性に気づくと、漢字がまるでパズルの
ように楽しくなります。
次回は、「ストーリーで覚える」「身のまわりの漢字を見つけて
遊ぶ」方法をご紹介します。