今までと違う台風10号

台風10号が大きな勢力のままゆっくりと九州地方に接近上陸しようとしています。

これまでの台風は日本列島に近づくと速度を早めて1日か2日で熱帯低気圧に変わって

影響が少なくなるのが多かったのですが、今回の台風10号は今までと違うようです。

まず過去の第二室戸台風の925PSと同じくらい強い勢力ということです。

次に台風の進路に影響する外圧偏西風が日本列島付近まで下がって来ていないため、

速度が遅く風雨の影響時間が長くなって被害が拡大する恐れがあります。

また進路が分かりにくく迷走大風になりつつあり、この二日間で進路の予想がいろ

いろ変わって報道されています。チチも週初めには紀伊半島付近上陸と思ってい

ましたが、だんだん西寄りに変わって来て、今日現在では八代海から天草諸島付近を

通って九州に上陸して大分県を通過して瀬戸内海へ出るルートが予想されています。

別府では29、30、31日まで影響が出るようで29、30日は学校の休校が発表されて

います。被害が少しでも少なくなるように願っています。

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