南極の氷が溶けたら海面は上昇するか?と言う問題を『東京大学 大気海洋
研究気候システム研究系気候モデリング研究部門 教授。羽角博康博士(理学)
に聞いてみたとネットニュースでやっていました。
結論からいえば、南極の氷が溶けたら海面は上昇するのだそうです。
南極の氷といっても、南極大陸の地面の上に積もっている氷、南極大陸の
周りの海に浮かんでいる氷があります。
海に浮かんでいる氷は、「コップの中の氷」のたとえのように溶けても、
それで海面が上昇しないと考えられます。
しかし、もともとコップの中に入っていない氷が溶けると話は違います。
南極大陸の上に積もっている氷(これを氷床といいますが)は、そうは
いきません。溶けて海に流れ込んでその量の分だけ海面は上昇します。
同様に、他の大陸の高山にある雪や氷河などが溶けて水となり、海に
流れ込めば海面を上昇させます。
私たちが行ったシミュレーションによれば、海水が温まり体積が増える
「熱膨張による効果」も海面上昇を引き起こす大きな要因になると考え
られます。海水は熱によって体積が増えます。温暖化が進んで海水の温度
が上がり、それがまた海面上昇を引き起こすと加速がつく可能性があります。
ちなみに、南極の氷が全部溶けたら海面が100m上昇するといわれています。
もちろんすぐに全部溶けるわけではありませんが、温暖化の進行を止める、
進行を遅らせるという努力が、まさに「今」必要です。
以上のよな解説で結論づけてます。
海面が100m上昇すると現在の別府市の約60%が海に沈むことになります。
チチが楽しみの♨️ジモ泉も鉄輪地区より海側はほとんどが消滅します。
皆さん真剣に考えましょう。