今話題になっている先日起きた台湾で高さ509、2mを誇る台北101が
無事どころか無傷だったと報じられました。
これは地震対策として
①地中深くに8本もの巨大な杭が打ち込まれていたことと、
②巨大なウインドダンパーである「チューンドマスターダンパー(TMD)」が
施行されていたことからだと言われています。
この巨大なウインドダンパーとは風による振動を緩和するための巨大な「おもり」
のことで、建物の揺れと反対方向に揺れることで建物の揺れを4割軽減出来ると
言われており、今回の地震でもその効果が発揮できていたと言うことです。
やはり耐震設計に基づいた建築が大切だと知れた事例でした。