直木賞作家「伊予原新さん」が少し大きくなった息子たちへの
アドバイスが良い感じがしました。
『父親から見た長男は、小学校から帰ったらまず宿題をやるよう
な子。生真面目で思いつめがちなので、「勉強で間違えても、
失敗しても大丈夫だよ」という声掛けをするようにしていますと
言っていました。また、長男は算数が好きだから、将来は数学者に
なりたいと言っていて、理系の父親としては「数学者は最高だよ~」
とポジティブに応援していますって。
一方、次男は自由に生きている感じで、宿題をやらずに学習教室に
行っても平気なタイプ。将来はユーチューバーになりたいそうなので、
よく聞いてみたら「ゲーム実況をやる」と言う。
「他人が作ったゲームをやっているだけなのは、パパはあまり尊敬
できない。自分でゲームを作る人になるという発想を持ったほう
がいい」と、7歳を相手に真面目にアドバイスしているそうです。
長男の夏休みの工作で、一昨年は潜望鏡を、昨年は太陽系の惑星の
天球儀を一緒に作ったそうで、ガチャガチャのカプセルに紙を
貼って作るペーパークラフトの素材をネットからダウンロードし、
できた模型を「水金地火木土天海」の順に配置。
子供は地道な作業に飽きてしまって、つい僕が手を出してしまう
場面もあったと話していました。』
この話を聞いたチチ、こんな親が本当の父親だったら、
もっと違った人生を送れたかもしれないと、兄弟を羨ましく
思えたそうです。