御殿場市は、明治から昭和初期にかけては、涼しさを求めて
政財界の人々や文人たちが別荘を構え、静養や保養の場として
賑わいました。
今でも市内のあちこちに、その面影が残っています。
気候は冷涼で、特に夏の朝晩はひんやりと心地よい空気に包まれ
ます。
富士山からの湧き水は冷たく清らかで、空気も澄んでいて、まさに“
自然のクーラー”。
昼間に陽が照っても、日が沈めば爽やかな風が吹き、エアコンいらず
の日々が続きます。これこそ、御殿場の風土が生んだ贅沢な暮らし。
古くから多くの人がこの地に惹かれてきた理由――
それは、富士山の大きさとともに、御殿場の静かな“涼しさ”にあるの
かもしれません。
と言うわけで移住先は御殿場となりました。