第106回全国高校野球選手権大会開幕

和歌山県智弁学園和歌山高等学校野球部主将　辻旭陽君の選手宣誓内容

（読売新聞オンライン引用）

「宣誓、僕たちには夢があります。ここ、甲子園で日本一になることです。

100年前、この地に甲子園球場が誕生し、それ以来、全国の球児が、ここで

プレーすることを夢見てきました。

多くの偉大なプレーヤーたちも、その思いは同じでした

青春の全てを懸けて、ユニホームを真っ黒にしながら、ひたむきに白球を

追いかける先輩たちの姿は、見る人たちを感動させ、いつしか、ここ甲子園は

聖地と呼ばれるようになりました。

あれからちょうど100年たった今、僕たちはここに立っています。

僕たちには夢があります。この先の100年も、ここ甲子園が、聖地であり続ける

こと。そして、僕たち球児の憧れの地であり続けることです。

「努力したとしても、報われるとは限らない。しかし、努力しなければ報われる

ことはない」この言葉に励まされ、僕はここに立つことができました。

そして、これからもこの言葉を胸に、最後まで戦い抜いていきます。

この聖地で思う存分プレーできることに感謝を忘れず、僕たちのプレーが多くの

人々に希望と勇気と感動を与えられることを願って全力でプレーすることを誓います。

　令和６年８月７日、選手代表、智弁学園和歌山高等学校野球部主将、辻旭陽」

昔は「我々選手一同はスポーツマン精神にのっとり正々堂々とプレーすることを

誓います」がワンパターンの選手宣誓の文言だったと記憶しています。

これが前段のような和歌山県智弁学園和歌山　辻旭陽主将の素晴らしい選手宣誓の

歴史に残る選手宣誓で開幕した夏の甲子園大会。

真紅の優勝旗はどの高校に輝くのか楽しみです。