令和6年能登半島地震の被災地で活躍しているのが「トイレトレーラー」です。
東洋経済オンライン記事によると
「災害派遣トイレネットワークプロジェクト・みんな元気になるトイレ」に
よる派遣で、1月9日時点で8台、今後さらに3~5台が現地入りの予定。
トイレトレーラーの給水タンクには約400リットル以上の水が入り、汚水
タンクがいっぱいになるまでに約1250回の使用が可能という。
設置場所の状況により異なるが、汚物はまとめてバキュームで吸い上げるか、
下水道に落とすなどの方法で処理することができるとのこと。
トイレトレーラーの費用は約2600万円かかるが、その約3分の2は、
国の緊急防災・減災事業債という仕組みを使って起債し、後に地方交付税と
して算入されるので、実質3分の1が市町の負担となる。
千葉県君津市のトイレトレーラーの車体後部には、導入費用を賄うための
クラウドファンディングに応じた企業、団体、個人の名前が並んでいました。
全国の皆さんの善意の声が形になって被災地に届けられる嬉しいことです。