今月13日、大相撲名古屋場所(7月場所)が初日を迎えます。
その番付を見ていて、チチはちょっと首をかしげました。
西小結に名前を連ねていたのは高安関。
前場所は東小結で6勝9敗の負け越しでした。
ふつうなら番付が下がってもおかしくないのに、なぜか
そのまま小結に据え置き。しかも西に移動しただけ。
どういうことかと調べてみると──
今場所は三役以上の全員が勝ち越していたため、前頭筆頭で
勝ち越した力士が昇進できずに据え置かれた。
このケースは、まれにあるそうです。
でも、チチが不思議に思ったのはここ。
3点も負け越した高安関が、小結のまま残るというのは、
ほとんど前例がないのでは?
「勝ち越せば番付は上がる。負け越せば下がる」
──そんなシンプルで厳しい世界こそが、大相撲の魅力だと
思っています。
今回の番付、納得いかないと思っているファンも多いのでは?
チチもちょっとだけ、いや…結構怒っています。