snsでこんな話が載っていました。高齢者になった義父の運転免許返上についてです。
「車幅感覚に自信があったはずの義父が、軽くミラーやバンパーを擦ったりすることが何度かあり、
さらに他の車両と軽い接触事故を起こしてしまいます。
この事故は幸いどちらにも怪我はなく、さらに相手のほうが過失割合が大きく、
義父の過失はほとんどないとの結果だったのですが、それでも義父のショックはかなり大きかったようです。
それまでは運転に自信満々で、私たち家族から「いくら元気だといっても年齢が年齢だから…」と
免許返納を勧められても聞く耳を持たなかった義父ですが、これ以降は目に見えて運転する機会が減りました。
さらに決定的だったのが、自分ひとりで運転して買い物に出かけたとき、路肩に脱輪してロードサービスの
お世話になったことです。家族としても、この機会に免許返納をするように、必要なときは息子たちが運転するのだから…と
義父に畳みかけたのですが、義父はどうしても首を縦に振ろうとはしません。
運転はもう卒業する、しかし免許返納はしない。この微妙な心理、どうやら義父のプライドの問題らしいのです。
義父が言うには、「免許の更新に行って、認知症や技能検査で『もうだめですよ』と言われたら返納するしかない。
でもまだ大丈夫と言われているうちは返納はしたくない。でも運転は怖いからもうしない」とのこと。
要は、「自分はまだ免許返納が必要なほど衰えてはいないと証明されたい(運転はしないけど)」ということのようです。」
チチもこの義父の気持ちは理解できると感じていますし、運転しないのはgood です。
自分がその様な状況になったらどう判断できるか今は何とも答えられません。