前から見てみたいと思っていた臼杵の磨崖仏を見て来ました。
その前に国東半島にある熊野磨崖仏を見て来たのですが磨崖仏に
ちょっと違いがあるようです。調べたら県北にあるのはリーフ状
に彫られていて、南部の方は溶結凝灰岩で大変柔らかいので立体
的に掘ることが出来たそうです。
もっと磨崖仏を調べたら日本に存在する磨崖仏の6〜7割はここ
大分県にあり、約90ヶ所400体になるとのことでした。
注)磨崖仏とは 「自然の岩壁に直接彫られた仏像を「磨崖仏
(まがいぶつ)」と呼びます。自然の岩山に仏像を刻む行為は、
インドや中国などアジア地域の仏教圏で広く行われており、
日本でも平安時代(今から約1200年前)から各地で盛んに
造られるようになりました。」
追加で調べたら、平安時代後期から鎌倉時代に大分に天台
宗系の仏教文化が浸透し、荘園の支配関係を通じて中央と
の結びつきが強かったことが造立の背景として考えられる
とのことでした。
絶壁の崖に仏を彫る作業大変だったと思います。
チチ考えるに気の遠くなる作業で危険もあったと思われます。