九州が手掛ける豪華寝台列車「ななつ星 in 九州」が15日で運行開始から10年を
迎えた。現在の最高価格は3泊4日で1人あたり170万円。当初の3倍に値上がり
したが、人気は衰えずツアーは毎回、抽選倍率4倍の狭き門だそうです。
優雅な非日常を演出する「走る超高級ホテル」は、災害によるルート変更や新型
コロナウイルス禍による運休など、いくつもの苦難を乗り越えながら九州を
駆け抜けてきたとニュースで報じらました。
このほかに先月下旬に観光列車「かんぱち・いちろく」が新たに登場しました。
この列車は博多から久留米、由布院を経過して別府までの区間を
「ゆふ高原線の風土をあじわう列車」と「風土」すなわち、その土地の気候や地勢、
そこから生み出される土地の食や風習、風景を五感で楽しむ列車ですと説明が
ありました。この新たなD&S列車の列車名は久大本線全線開通の実現ならびに、
現在の久大本線を形作ることとなった歴史的にも縁深い御二方、麻生 観八氏、
衞藤 一六氏のお名前に由来するものであるそうです。
「ななつ星」はともかく「かんぱち・いちろく」には乗ってみたいと思います。