MLBの移籍情報ニュースでロサンゼルス・ドジャースが同地区のパドレスから
スコット投手を獲得したと伝えた。現在30歳のスコッは、昨季マーリンズと
パドレスの2球団で計72試合に登板、9勝6敗22セーブ、防御率1.75の好成績を
残した。平均97.0マイル(約156.1キロ)の高回転フォーシームと、鋭い
スライダーの2球種で打者を牛耳るグラウンドボールピッチャーで、昨季は
対左打者の被打率が.132、被本塁打なしと圧巻の投球を見せた。
MLB公式のデータページ『Baseball Savant』では、昨季から「ブラスト」と
呼ばれる指標が公開された。端的に言うと、打者が一定以上の速度でスイング
し、且つバットの芯で捉えた打球の割合を示すものだ。投手の場合は、この
割合が少ないほど痛打されなかったと解釈できるそうです。
「ブラスト」は、スイング全体に対する割合とコンタクト時に限った割合を
それぞれ算出しており、昨季のスコットはどちらもメジャー全投手で最少
(スイング4.3%/コンタクト6.4%)を記録。強打者から空振りを奪い、
バットに当てられても力で抑え込める圧巻のポテンシャルを示したそうです。
多くの球団が、躍起になって獲得を狙った理由と思われるそうです。
Blastとは定められた速度以上でスイングし、且つボールを正確に捉えた場合
のみ記録される指標。
このオフシーズンでのドジャースの選手層強化は連覇を狙うチームであると
内外にアピールしているようにチチは思えます。二刀流復活の大谷選手の
活躍を毎日楽しみにMLBを見ていきたいと思っています。