🦟「蚊を使って蚊を減らす?──毒をもって毒を制す、ですな」

ハワイで、毎週50万匹の蚊をドローンで空からまいている

そうです。最初は「なんてことを」と思いましたが、

放たれているのは刺さないオスの蚊。しかも「ボルバキア」と

いう細菌に感染しており、交尾しても卵がかえらないそうです。

つまり、蚊の繁殖を止めるための作戦。

まさに**「毒をもって毒を制す」**というやつですね。

目的は、蚊が運ぶ「鳥マラリア」から、絶滅しかけている

ハワイ固有の鳥たちを守ることだそうです。

遠回りに見えて、自然にやさしい方法でもあります。

「急がば回れ」、そんなことわざが頭に浮かびました。

突拍子もないようでいて、理にかなった取り組みです。

こういう柔らかな知恵、見習いたいものです。

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